北海道の根室沖で夏に獲れる、花咲ガニ
先日テレビでGACKT様が『まだ知られていない美味しいものを皆に食べてもらいたい』という思い
から立ち上がった美食ブランド『GACKT極シリーズ』を販売開始されましたが、
その中に根室産の花咲ガニが入っているのを見て、嬉しくなりました
子供のころから根室に親戚がいるおかげで、毎年食べていた花咲ガニが
こんな形でクローズアップされるなんて、さすが美食家で有名なGACKT様
今回は『GACKT極シリーズ』に影響を受けて、その商品ではないのですが・・・
札幌市内のスーパーで花咲ガニを購入して、食べてみました
花咲ガニの甲羅は固い
札幌のスーパーで購入した花咲ガニです
カニの半身が入っていて、足の部分には身が取りやすくカットされているのですが
このカットされているのは、とてもありがたいのです
なぜなら、花咲ガニの甲羅は滅茶苦茶固いのです
しかも甲羅には棘の様に鋭い突起した箇所があり、これが手に刺さって痛い!
軍手をはめた手で掴み、はさみを入れなくてはならないのです
でも、この購入したカニは親切にも甲羅がカットされているので食べやすくなっています
このひと手間で購買意欲が高まります
購入したのは半身ですが、花咲ガニが一匹(一杯)もあり、こちらは、カットされていない
マルまんまの姿で販売されており、一匹の金額は1500円でした
根室で食べたものより、カニの身は若干スカスカしていて、カニのみそは、ほぼ入っていないのが
残念でしたが、足の部分には甘みと花咲ガニの特徴的な塩味がしっかりありました
今回の購入したカニは以前に食べたものより塩味は程よく
カニの甘みは充分にありました
花咲ガニの味わいは、タラバガニに近い食感があり、タラバや毛ガニよりもより味わいは濃厚で旨味や
甘みを強く感じられるのが特徴です
カニの身の入り方はこんな感じです
20年前に根室のカニ屋さんで食べたときは、選んだものをその場でゆでてくれて
はさみとカニをとるためのスプーンと共にテーブルに運ばれてきました
(最近はどうなのかはわかりませんが)
根室で食べる花咲ガニは格別の美味しさでした
本当はそれがしたいのだけれど、遠くて簡単には行けないのでスーパーの
花咲ガニを購入しましたが、正直なところを言うと
根室で食べたものと比べると、身の入り方はイマイチで、
味は花咲ガニの旨味が感じることができてとりあえず、満足といった感じです
花咲ガニはだしも濃厚
根室の回転寿司『花まる』に言った方はご存じだと思いますが、この花咲ガニが入った
鉄砲汁がお店の人気メニューです
鉄砲汁とは北海道の道東の地域で食べられている、カニを入れたみそ汁のことです
私の家でも子どもの頃、カニの足が細くて身がとりずらいものは鉄砲汁にして祖母がよく
作ってくれました
花咲ガニの濃厚なカニの旨味とコクが出て、絶品です
鉄砲汁に刻んだネギと七味唐辛子は欠かせません
まとめ
花咲ガニは北海道の根室沖とその近海でしか水揚げされていないカニです
旬の時期が初夏から秋にかけてと短いので、札幌にいるとお取り寄せしない限り
スーパーの店頭でもお目にかかれない年もあります
たまたま、買い物に行ったスーパーで花咲ガニを購入できたので記事にしてみました
是非一度お試しあれ
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