タイトルにもありますが、息子から言われた衝撃の一言、それは『一円にもならないのに』
という言葉です
PTA活動に対して、息子からの言葉に打ちのめされて気が付いた話です
PTA活動をはじめたきっかけは
本格的なPTA活動を始めたのは、長男が小学校6年生の時に、小学校の図書館で募集していた本の読み聞かせの
お手伝いを始めたことがきっかけでした
それまでは、夫の転勤先に家族で付いて行ったりと、その土地や周りの人に慣れることを優先してしまい
長男の小学校でのPTA活動は簡単なことしかできませんでした
やっと夫の次の転勤で家を建てた地元に戻ることができ、子育ても少し落ち着いてきたので
息子が通う学校のボランティア活動に参加してみようと思いました
今でも実施している学校があると思いますが小学校の取り組みの一つに朝読書という時間帯があります
その時間帯に定期的に読み聞かせの活動をしている保護者が交代で各学年の生徒の教室に入り
生徒の前で本の読み聞かせを行います
読み聞かせの本は基本的に自由に自分が読みたいものを選択して読みます
その他にも授業の間の休み時間に音楽室などで興味がある子供たちを集め、本の読み聞かせをしていました
図書館の司書さんがリーダーになり読み聞かせを学校の行事の中で披露したりもしました
特に今まで読み聞かせの経験がなかったので、とても緊張しましたが、児童たちが真剣に聞いてくれるのが嬉しくて
本番前は自宅で、自分の子供に聞いてもらいながら読み聞かせの練習をしました
この活動を通して最もプラスになったことは、いろんな本と出会えたり、活動をしている保護者で集まって
本の話ができたり、楽しみながら参加することができたことです
PTA活動への誘い
そんな目立つ事を自らしていたせいか、今度は次男の小学校入学の年にPTAの役員決めのアンケートが回り、そこに私の名前が記入されていました
PTA役員の知り合いのお母さんやママ友からの猛烈な勧誘のお陰で、正直言ってかなり追い込まれましたが思い切ってやってみようと思いました
今ではPTA活動は廃止された学校が多いのかもしれませんが、当時の息子たちの学校は、PTA活動がとても盛んで誰かが絶対に引き受けなくてはいけないという暗黙のルールがありました
PTA事務局活動の仕事内容は主に学校の広報作りやPTA役員会の開催までの準備などがメインでその他にも運動会のお手伝い、校庭の花壇の手入れ、卒業式、入学式の準備等の手伝いなど多岐にわたる忙しさで平日は、ほぼ毎日学校に行くような生活をしていました
そこで長男から強烈なパンチのように言い放たれたのが
この言葉です
一円にもならないのに
『お金にならないし、子供のためにと言ってるけど結局何も変わらないのになんでそんなに頑張ってるの?時間の無駄でしょ?その時間があればお金になることをできるのに』
そう言われて最初は長男のためなのに『何その言い方!』とカチンと来ましたが、冷静に考えてみると確かにそうだよなーと思ってしまった私もいました
子供のためにやっていたはずが、結局は自分のためにやっていたのかもしれないと気がつきました
得たこと
このPTA活動をきっかけに得たことがあります
① これだけ頑張れたのだからパートに出ても頑張れるはずと自信がつき、
そのあとも様々なお仕事(パート)ができたこと
② お母さん方との会話からコミュニケーション力 が以前よりついたこと
③ 何より全くパソコンが使えなかった私が、学校の広報作りでパソコンが使えるようになり、
何とか不器用ながらもこうして今、ブログを書いていること
思いがけずにやってみたことで、以上のことが最も自分が変わることができた点です
まとめ
今回は過去のPTA活動について振り返ってみました
今の学校はこの当時とは違ってPTA活動を廃止している学校や保護者の負担を考えた活動内容など
工夫されている学校も増えているかと思います
最初は面倒だけれども、思い切って飛び込んでみると意外とプラスになることもあります
自分の時間を削られるうえに、面倒な段取りや手配など大変なことは沢山ありましたが
今思い返すと、嫌なことより、たくさんの方と交流できて色んな考え方があることを
学べることができた貴重な時間でした
今、子育て中の方やこれから迎えるお子さんのPTA活動に不安を感じている方に向けてこの
ブログを書いてみました
それと今現在、東京で一人暮らしをしている息子にも伝えたいです
やってきたことは、決して無駄ではなかったよ!と
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